ParoLe plAneT CD『Crier(クリエ)』

※無断転載禁止※

Tr1.『弱強晩餐会』

 

(じゃっきょうばんさんかい)

作曲:奈津葉月

作詞:梨雛(ParoLe plAneT)

歌唱:ParoLe plAneT(咲優音桜×梨雛)

 

さぁ覗いてごらん

鮮やかな裏に潜む

希望なんて掴めやしない

この世は汚い 汚い 汚い

 

人間(ヒト)に支配されてる

既に 既に 既に

終わりだ

 

切り離せない感情

モノクロな景色のまま

渦巻く闇はまだ

消えない

こんな世の中いらない いらない いらない

我儘を身勝手な感情論で抑制策

そんな欲の塊

あたしが蹴散らしてやる

 

さぁ聴いてごらん

身体中 研ぎ澄ませて

食欲 物欲 性欲

それもまた人間味

色んな味が混ざり合って

なんて不味そうな晩餐会

既に 既に 既に

終わりだ

 

切り離したい感情

愛を囁いてもまだ

褪せない傷跡(キスマーク)

こんな毒素はいらない いらない いらない

我儘を身勝手な感情論で抑制策

そんな世の中

あたしが蹴散らしてやる

 

偽りで生きる事に

意味なんてない

嘘で塗り固められた

保存方法は

世界を腐敗させるだけ

嗚呼 こんな世の中で生きるなら

全て 全て 全て

壊しちゃって

 

うんざりする甘い香り

キャラメル絡まり

今日も世界にyes yes yes

跪いて 生きていくの?

そんなの耐えらんない

我儘を身勝手な感情論で抑制策

そんな世の中

あたしが蹴散らしてやる

Tr2.『ネオンタウン』

 

作曲:あーるず(Rs&harmony)

作詞:梨雛(ParoLe plAneT)

歌唱:梨雛(ParoLe plAneT)

 

不穏な噂 飛び交う夜光街

ワタシとアナタ

目と手 合わせて

 

I catch

 

曖昧な記憶

焼き焦がれても

醜くも愛しく思う

 

まばゆい光に包まれて

並行線を辿る

真っ逆さまに 堕落

ハマってゆく

I believe that will come again

good night!!

行く末語るはろくでなし

 

不毛な話 褪せない傷跡

アナタとワタシ

指と指 絡めて

 

kissing

 

無我夢中で

踊り狂えば

美しく残酷

 

息苦しい闇に覆われて

平行線を辿る

揺れて いっそ

抱きしめて

I believe that will come again

good morning!!

行く末語るはろくでなし

 

不安な夜 午後10時

知りたくなる

奥深くまで

ネオンに輝くは未来への道標

過去に縋った 鈍色の月

 

まばゆい光に包まれて

並行線を辿る

真っ逆さまに 堕落

ハマってゆく

I believe that will come again

good night!

行く末語るはろくでなし


Tr3.『Noir』

 

作曲:奈津葉月

作詞:梨雛(ParoLe plAneT)

歌唱:咲優音桜(ParoLe plAneT)

 

冬の大三角形

綺麗な点と線

心を映し出す鏡

いつもの君はもう

ここにはいないんだね

 

望むほど憂鬱になる

首を絞めてるみたい

幾ら思っても

君はもういないのに

 

笑顔で逢えるかな

まだちょっと

ギクシャクしちゃうんだ

どれだけ待っても

離れていきそうで

何だか怖いんだよ

傍にいたい 苦しいよ

好きになんて

ならなきゃよかった

 

冬の寒さが淡く

期待を寄せる

写真を見つめても

ほんとの君は

戻ってこないんだね

 

次逢うまでは

僕も「寂しいよ」なんて

思ってもいないのに

甘い囁き声が痛いよ

 

あの時笑えてたら

戻って来てくれたかな

思えば思うほど辛くなる

どれだけ待っても

僕はダメなんだね

傍にいたい 苦しいよ

好きになんて

ならなきゃよかった

 

好きになんて

ならなきゃよかった

T4.『STELLA GRIMM』

作曲:あーるず(Rs&harmony)

作詞:梨雛(ParoLe plAneT)

歌唱:ParoLe plAneT(咲優音桜×梨雛)

 

うたの世界へ

連れてってよ

…僕を

 

無くなった物は 

何も無いよ

離れてから雨は

嘘をついた

怯える 僕を置いて 

 

愛したものなんて

最初から無くて

心に残った 花に 

気付いてしまったら

痛いくらい綺麗だ

 

幾つもの 星を越えて

君を探しにいくよ

今はまだ霞んだ

ガラスの靴でも

不実な場所に 逃げよう

二人で見上げた 夜空を

この歌で 満たすために

うたの世界へ

連れてってよ

 

僕にあるものは

何も無いよ

歩きながら

花をつける

ひとつずつそっと

 

許されたものなんて

最初から無くて

胸に咲いた花

それだけが今頼りで

痛くても歌うよ

 

幾つもの星を越えて

君に逢いにいくよ

今はまだ見えない

願いごとでも

不実な場所に 逃げよう

二人で見上げた夜空を

この歌で満たすように

うたの世界へ

連れてってよ

 

全てを失っても

君へと届くように叫ぶよ

曇らせないようにと

嗚呼

 

君の世界へ

連れてってよ

…僕を